だって君が好きだから。
「えっ、ちょっと待って」
あたしは慌て修に着いていく。
新幹線もぅ来てるじゃん。
「優梨、あっち見て?」
修が指をさす方を見た。
「何?」
そういって振り向くと
修が近くにいて
あたしを抱きしめた。
「じゃぁ、行ってくるから。」
「うん、気をつけてね」
「何、泣いてんだよ」
どうやらあたしは
泣いているみたいだ。
修は優しく涙をふいてくれる。
チュッ
「えっ?今の何?」
「何?ってチューじゃん。
優梨が可愛いから…
我慢できなくてごめん。」
「びっくりした!!」
「続きはまたこんどな?」
「バカ!」
「じゃぁな!」
プシュー
ドアが閉まった。
修は大阪に行っちゃった