だって君が好きだから。


どうしよう。



「お前には関係ねぇよ」




「あります。
こいつ、俺の彼女んで。」



「ちっ、めんどくせぇな」




「めんどくさいのは
あなたのほうですよ?」




「あ?お前生意気なんだよ!」




「正論を言っただけですが」




「この、クソガキ!」



若い男の人は
キョーちゃんに向かって
拳をむけた。




「キョーちゃん!危ない!!」



あたしは怖くて
目を閉じた。



パシッ



へっ?



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