だって君が好きだから。
うぅ、どうしよなんか
緊張しちゃうよ。
「優梨、モー娘歌ってよ!」
「えー、ヤダよ!
あたし歌うの恥ずかしい」
「いつもカラオケとか
普通に行くじゃん!
なんで恥ずかしいの?」
「わかんないけど、ダメ。」
「楽しくない?」
「ちっ、違うよ?」
「なんか、つまんなそう」
「違うよ?ただ、ちょっと
緊張しちゃってさ。」
「なんで、緊張?」
修は優しく笑って言うから
なんだか素直に言える。
「修と二人っきりだから。」
あたしが俯いてそう言うと
修は照れたのか顔を
真っ赤にさせていた。
「修?どうしたの?」
「サラッとそんなこと
言うなよな!」
「今日は素直なの!」
「ふぅ〜ん、じゃぁさ
俺のこと好き?」
「うん!大好き!」
「ブハッ!
やべぇやべぇ墓穴ほったわ。
そんなこと言ってっと
襲っちゃうぞ!バカ!」
修は飲んでいた
ジュースを吐き出しそうに
なりながら言った。
今日の修なんか可愛いな!