だって君が好きだから。



「バカは優梨だよ。
俺、我慢してたのに反則!」





「だって寂しいんだもん」




「俺、我慢できなくなるよ?
それでもいいの?」




「…うん。」




「じゃっ、遠慮なく
いただきまーす!って違う?」




笑ってあたしをギュッと
抱きしめる。



そのままチューして
ベッドに倒れ込む。



とろけちゃいそう。



「んん、修…」




「何?感じてんの?」




「ヤダぁー、バカ!」




「優梨、可愛い♪
絶対誰にも渡してやんなーい」





「修も渡してやんなーい」




「「あははは」」




2人で笑い合って
体を結んでいく。
どれだけあたし幸せなの?



「優梨、臭いセリフ…
言ってみてもい?」





「…うん。」





「愛してる。」





修はそう言ってあたしを
強く抱きしめる。



あたしは嬉しくて涙が
溢れて止まらなかった。




修とひとつになれたんだね。



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