××loveMail××
「おし♪これからも仲良くしような!」
「おぉっ♪」
───♪
その時着信が鳴った
最近流行りの恋愛ソング
「電話だ!ごめん裕太うち戻るね!ばいばいまた明日!」
そういって私は部屋へと戻っていった。
ディスプレイをみると
“修”
ポチッ
ボタンを押して私は電話に出た
「もしもし修?メール見た?あたし返事なくて寂しかったんだよーぅ!(泣)」
…………
?………あ……れ……?
一旦耳から携帯を離しディスプレイを確認
繋がってるよね?
うん。繋がってる…
もう一度耳に当てる
何も聞こえない
「…修…?」
おずおずと聞いてみた。
「お前さ」
修の今まで聞いたことのない低い声
怖い。とても怖い。修どうしたの?
「お前今日誰と帰った?」今日?今日、私は裕太と帰った…。
「えっと…その今日は…」
言葉が濁る
「早く答えろよ!!!」
ビクンっと体が反応する
こんな怖い修見たことないよ…
泣きそうになりながら頑張って返事をする
「今日は…………裕太くんと帰った…」