【完】ヤクザな彼氏

ーーーーーーーーーーー・・・・・・

「ん・・・」

ズキズキと痛む頭で目が覚めた

私は腕を後ろでくくられている

足も鉄の柵につながれていて動けない

どうやらドコかの倉庫らしい

そして目の前には・・・

いすに腰掛けた多田羅くんが

あと数名こわい顔の人




「あ、目覚めたんだ」

「多田羅くん・・・なんで?」

「ごめんねー手荒なまねはしたくなかったんだけど」

笑いながら私に近づく多田羅くん

何がどうなってるの??

私は一生懸命頭を整頓していた

え、と・・・

多田羅くんと一緒に帰って、変な路地裏通って、急に口ふさがれて・・・

って全然分からん!

多田羅くんって何者?




< 95 / 143 >

この作品をシェア

pagetop