愛、シテあげる。*完*
「あのさあ」
「はい」
「ここ私の部屋だよね」
「はい」
「いや、はい、じゃなくてよくよく考えてみようか」
「はい」
はいはいはいはい、イエスマンか馬鹿野郎。
「何で蓮が私の部屋にいるんだっつーことだよ!」
「今更何を照れてるんですか」
「よーし出てけ」
半目になる私を真っ直ぐに見てくる。
「……な、何」
「いえ。どうぞ」
す、と蓮が横にどく。
案外素直じゃん。
ほっ、として中に入る。
パタン
「……」
いや、だから
「何であんたも入ってくんの!?」
「誰も出ていくなんて言ってませんよ」
あがーー。
なぁんて素直なんだ自分の欲望に。
呆れて、ポスンッとベッドに座った。
お風呂上がりだから暑い。
「暑い」
「まだ4月ですよ」
「お湯に浸かりすぎたかも」
「そこは、のぼせましょうよ」
「何で」
「裸の真央さんを救出して看病す「変態」
ボスッと枕を投げてやった。
「ぶっ」
見事顔面命中。
ざまぁ。
「蓮ってホントに頭の中ピンクだよね。幸せだね」
「いやぁ、それほどでもないですよ」
「誉めてねぇよ」
ティッシュを投げつけてやった。
「べふっ」
見事顔面命中。
角が当たっ……もはや凶器ですよ!なんて騒いでるけど無視。
「真央さんの部屋、本人同様可愛らしいですね」
「何それ」
「純粋な感じがします」
「はぁ」
「僕色に染めたくなりまs「変態」
もう手近に投げるものがなかったので、顔面パンチした。
「ふべっ」
見事顔面命ちゅ……
「ふぅふふぅふふ」
ゾッ
キモ……じゃない怖っ!
こ、こここの笑いは!?
「はい」
「ここ私の部屋だよね」
「はい」
「いや、はい、じゃなくてよくよく考えてみようか」
「はい」
はいはいはいはい、イエスマンか馬鹿野郎。
「何で蓮が私の部屋にいるんだっつーことだよ!」
「今更何を照れてるんですか」
「よーし出てけ」
半目になる私を真っ直ぐに見てくる。
「……な、何」
「いえ。どうぞ」
す、と蓮が横にどく。
案外素直じゃん。
ほっ、として中に入る。
パタン
「……」
いや、だから
「何であんたも入ってくんの!?」
「誰も出ていくなんて言ってませんよ」
あがーー。
なぁんて素直なんだ自分の欲望に。
呆れて、ポスンッとベッドに座った。
お風呂上がりだから暑い。
「暑い」
「まだ4月ですよ」
「お湯に浸かりすぎたかも」
「そこは、のぼせましょうよ」
「何で」
「裸の真央さんを救出して看病す「変態」
ボスッと枕を投げてやった。
「ぶっ」
見事顔面命中。
ざまぁ。
「蓮ってホントに頭の中ピンクだよね。幸せだね」
「いやぁ、それほどでもないですよ」
「誉めてねぇよ」
ティッシュを投げつけてやった。
「べふっ」
見事顔面命中。
角が当たっ……もはや凶器ですよ!なんて騒いでるけど無視。
「真央さんの部屋、本人同様可愛らしいですね」
「何それ」
「純粋な感じがします」
「はぁ」
「僕色に染めたくなりまs「変態」
もう手近に投げるものがなかったので、顔面パンチした。
「ふべっ」
見事顔面命ちゅ……
「ふぅふふぅふふ」
ゾッ
キモ……じゃない怖っ!
こ、こここの笑いは!?