愛、シテあげる。*完*
「ぎゃー!!////」



ボフッ、と音が出るくらい、一気に顔が赤くなる。




そうだ。





今蓮は……






私の唇、舐めたぁぁッ!








柔らかな舌が触れた瞬間が、何度も頭の中でリピートして。



「れれれれ蓮!な、なな…ッ…!///」




上手く舌が回らない。






しかも、親の前で普通するか!?
変態だからそんなん関係ねぇって感じ!?いやそんなん知らねぇよ!てか昌彦さんは変態じゃないだろうし!


恐る恐る、昌彦さんとママの方に目を向ける。


















……;










ママ……









何でそんなに






目、キラキラしてるんすか。










「真ぁ央ぉちゃんッ!もうあんなことやこんなことやそんなことをする仲になってたのね!?ママ、ママ………グスッ」





泣くなああー!



あんなことやこんなことやそんなことって何だアホー!!!(泣)






「あ、あの勘違いしな「真央ちゃん、息子を宜しく頼んだよ」



昌彦さんまで!?






「だから勘違いだッ「真央さん、こんな僕でよければ……」



……















「良いわけないでしょぉーがああ!!このド変たぁぁい!」










バキィ!





















嗚呼……








またファイナルアンサーが遠のいたじゃないか……。















おバカ蓮(泣)













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