愛、ｼﾃあげる。＊完＊

ポイ捨てはいけませんよね？

皆さんこんにちは。

蓮ことジェントルマンこと海城蓮です。

……今、変態と言ったのは誰でしょう？(ﾆｯｺﾘ)




おっと……コホン



あのですね

少し、聞いてもらいたいことがあるんです。



皆さんご存知の通り、僕は真央さんに想いを伝えました。

ですが、僕……本当は伝える気なんて無かったんです。
まぁ、行動でバレバレですけどね。

本当は、僕に好意を伝える権利なんてないんです。
どうしてかは、この先を読んでください。


……今、セコイと言ったのは誰でしょう？(ﾆｯｺﾘ)




と……コホン。





とりあえず、僕は今、猛烈に悩んでいるわけなんです。


真央さんに、想いを伝えてしまった以上、ある秘密を言い辛いといいますか……なんというか。

でも、前から真央さんに"いつか話さなければならない"と言ってきましたし


実際、話さなければいけないんですけど。



けれど僕は、はっきり言って伝えたくないんです。
伝えてしまえば、僕は真央さんと離れなければならなくなりますから。
……どうして？と言われても。


そうですねぇ、

僕では真央さんを幸せにすることはできないから、と話しておきましょう。
え、意味が分からない、ですか。
知りたければ先を読んでください。

はい、僕セコイので。

(というか作者がセコいんですけどね)ﾎﾞｿｯ


本題に戻すと……


やっぱり僕は、あの秘密を真央さんにはまだ話したくないです。

でもいつまでも隠し通せることではない。




だから、今決めました。


あの秘密に関係する、

僕の首にある傷痕。

これにもし真央さんが気付いたら……




僕は、真央さんに秘密を話しましょう。

だからせめてその時までは……



君の側にいさせてください。









『ポイ捨てはいけませんよね？』