おっきなONE WAY LOVE(仮)
そんな思いを掻き消すように

私は大声をあげた


「ゆーき!
見て!あっち行ってみようよ!」


私の声で結木は
美晴からパッと目を離す


「おー」


そしてなにごとも
なかったかのように
こっちに来た


心にモヤモヤを残したまま
< 62 / 114 >

この作品をシェア

pagetop