不良に恋しちゃダメなんですか~?
第1章

あたしは今日から華の高校生になります!!!

あたしの理想はね~
カッコよくて優しい彼氏と
学校の帰りに寄り道とかするのが夢なんだ~
なんて考えてると
「麻希~早く起きちゃいなさいよー」
私は体を起こしてリビングに向かう
「おはよ~」
適当に挨拶をして朝食をたべる
食パンとベーコンと紅茶だった
私は朝食を食べた後
歯を磨いて髪の毛をおだんごにする
そして部屋で真新しい制服を着る
「わぁ~可愛い~」
全身が映る鏡の前に立つ
高校生になったんだな~って感じがする
「どう?」
お母さんに聞いてみた
「あら可愛いじゃない」
「ホント~?良かった」
「早く準備して学校行きなさいね」
「分かってるて~」
あたしはナチュラルメイクをして
「行ってきま~す」
と元気に挨拶をして玄関を思い切り
開けて自転車置き場まで行った
自転車に鍵を付けて
「出発進行」
今日はとても良い天気
「きゃー気持ちい~」
坂を降りながら子供のようにはしゃぐ
学校まで後5分位で着く
彼氏できると良いな~
なんて浮かれてると
ドンッ
足に激痛が走った
「いった~」
あたしは豪快に転んでしまった
顔を上げるといかにも不良って感じの人が立っていた
「ちゃんと前見てチャリこげよ」
感じ悪ぅ~
でも今回はあたしが浮かれてたから悪いのか…。
「ごめんんさい」
「これからは気をつけろよな!」
「はい。気をつけます」
と言って再び学校に向かった
いくらアタシが悪いって言ってもあの態度は無いでしょう
もうさっきの事は忘れよう!!!
なんて考えていると
学校に到着!!!
これであたしも高校生になったのね♪
自転車を止めてクラス発表の場所に向かう
< 1 / 2 >

この作品をシェア

pagetop