意地悪王子と秘密姫


「おぃ、“うぇっ”はないだろ…。
酷いなぁ………。」

いつもの調子で話し掛けてみる。
「起きてたんですか……。」

まぁね…。

ってか冷たくない?

「キミ、神山菜未だよね?」

噂通り可愛いじゃん。

「なんで?」

大きな目を更に大きくして、びっくりした顔をする彼女は

めちゃめちゃ可愛い。

このレベルなら特定の彼女にしてもイイかも。













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