約束
「うっぁぁ!!」
『もう少しだ!』
ガクッと俺の体が倒れるのと同時に球体が胸に収まった。
仰向けに倒れた俺。
『これでお前は下界に帰れる。』
「さ、んきゅ。」
『タイムリミットは1ヶ月。』
「1ヶ月・・。」
『思い残したことをやってくるがいい。』
あぁ・・・意識が遠のく。
頭がふらふらする。
「お前・・お前は・・。」
遠のく意識の中俺はうめくように聞く。
「お前は誰だ?・・何、者なんだ?」
『俺かい?俺は・・・。』
そいつは俺の顔してニィッと笑う。
『俺は神さ。』
俺の意識は消えていった。