夢デアエタラ
【現夢五回目ー3】


「クソ……やられたな…」







「ええ……」







この空洞には
光が一切入らず、

暗黒の世界を
作り上げていた。







「しばらく
目が慣れるまで
ジッとしとこう…」






そう言い、
休憩も兼ねて
しばらく
休んでることにした。







しかし…







10分…

15分…

20分、過ぎようとも
一向に目は暗闇に慣れず

何も見えないままで
あった。







「クソ………
どうしたらいいんだ…」







しかし、
光を諦めたその瞬間…







カッ……!!







眩しい光が
螢の目に差し掛かった
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