夢デアエタラ
【現夢最終夢ー8】
………ここは……
どこだ…………
辺りは何も見えない
真っ白の世界。
螢は体も動かず
目も開けず
仰向けで横たわっており
フワフワと
雲に乗っているような
感覚がしていた。
目は開いてないのに
周りの状態は
何故か判断できた。
ん、あれは……
無事に
アスマが村に戻り、
里の長や里人に
報告をしてるのが
分かる。
「それでね長!
聞いてください。
あの男の人、
名前は知らないけど
黄金の光に
包まれたんです!
途中消えたりして、
もしかして天使かも
しれません!!」
「そんな……
前頼んだ時は
悪魔のような目つきを
していたぞ?」
そんな里人の言葉を
アスマは真っ向から
否定した。
「ううん、
あの人の本当の姿は
違う。
赤い光に照らされて
悲しい目をしてたもの。
そして黄金の光では
とてもとても
優しい顔してたの!
あれは
「天使の光」よ!!!」
それを
どこかで見ていた螢は
クスっと笑った…
フ…天使の光か……
現実世界で悪魔の光と
呼ばれる螢……
夢の中で天使の光と
呼ばれる螢……
もしかしたら、
天使の光の方が
最も螢に近い
表現かもしれない。
パアアアアア……
再び螢を
先程の黄金の光が
包み込む。
それは
優しく麗花に
いだかれるような
とても
落ち着いた光であった
………ここは……
どこだ…………
辺りは何も見えない
真っ白の世界。
螢は体も動かず
目も開けず
仰向けで横たわっており
フワフワと
雲に乗っているような
感覚がしていた。
目は開いてないのに
周りの状態は
何故か判断できた。
ん、あれは……
無事に
アスマが村に戻り、
里の長や里人に
報告をしてるのが
分かる。
「それでね長!
聞いてください。
あの男の人、
名前は知らないけど
黄金の光に
包まれたんです!
途中消えたりして、
もしかして天使かも
しれません!!」
「そんな……
前頼んだ時は
悪魔のような目つきを
していたぞ?」
そんな里人の言葉を
アスマは真っ向から
否定した。
「ううん、
あの人の本当の姿は
違う。
赤い光に照らされて
悲しい目をしてたもの。
そして黄金の光では
とてもとても
優しい顔してたの!
あれは
「天使の光」よ!!!」
それを
どこかで見ていた螢は
クスっと笑った…
フ…天使の光か……
現実世界で悪魔の光と
呼ばれる螢……
夢の中で天使の光と
呼ばれる螢……
もしかしたら、
天使の光の方が
最も螢に近い
表現かもしれない。
パアアアアア……
再び螢を
先程の黄金の光が
包み込む。
それは
優しく麗花に
いだかれるような
とても
落ち着いた光であった