夢デアエタラ
【夢の実ー14】
「ん…?」
山道のカーブのところに
人が1人立っているのが
見える。
珍しい。
こんな朝早くに、
この山道に人が居る
なんて…
遠目でよく見ると、
背が低く
フードを被った
姿を見て、
螢はふと思い出した。
(アイツ…
昨日街で不良に絡まれた
老人じゃねーか…)
間違いない。
昨日と同じ格好で、
こちらを見ながら
立っているようだ。
フードのせいで
表情は見えないが、
うっすらと
笑っているように見える
まあいい…
俺を待っていたわけでも
あるまい…
お礼されるのも
ウザったいし、
何を言われても
無視しようと決めた螢。
関わるのが面倒くさく、
そのまま
横を通り過ぎようとした
すると…
「踝 麗花」
突然の老人の言葉に、
何を言われても
無視すると決めた
螢の足を引き止めた
「ん…?」
山道のカーブのところに
人が1人立っているのが
見える。
珍しい。
こんな朝早くに、
この山道に人が居る
なんて…
遠目でよく見ると、
背が低く
フードを被った
姿を見て、
螢はふと思い出した。
(アイツ…
昨日街で不良に絡まれた
老人じゃねーか…)
間違いない。
昨日と同じ格好で、
こちらを見ながら
立っているようだ。
フードのせいで
表情は見えないが、
うっすらと
笑っているように見える
まあいい…
俺を待っていたわけでも
あるまい…
お礼されるのも
ウザったいし、
何を言われても
無視しようと決めた螢。
関わるのが面倒くさく、
そのまま
横を通り過ぎようとした
すると…
「踝 麗花」
突然の老人の言葉に、
何を言われても
無視すると決めた
螢の足を引き止めた