夢デアエタラ
【現夢ー2】
なんとなく
霧越しに
うっすら里があるのが
見える。
螢はフラフラっと
そこを目指し歩いて
行った。
「キャー!!!
誰かーー!!」
突然
女性の叫び声が
聞こえてきた。
(なんだ…?)
声のする方に
駆け寄ってみると
誰かが道端に座り込み
霧の奥に向かって叫んで
いた。
「おい、どうした?」
螢が近寄り声をかけると
その女性は必死に
しがみついてきた。
「お願い助けて!
またヤツらに
さらわれたの!
きっと生け贄の儀式に
使う気よ!!」
女性は深い霧の方に
指を示して答えた。
(???)
何を言ってるのか
よく分からない。
だが、
人がさらわれたのは
理解できた。
その指先には、
何者かの姿を
うっすら映していた。
(よく見えないが
たくさんいるな…)
深い霧の中で
黒い影は不気味に
うごめいていた
なんとなく
霧越しに
うっすら里があるのが
見える。
螢はフラフラっと
そこを目指し歩いて
行った。
「キャー!!!
誰かーー!!」
突然
女性の叫び声が
聞こえてきた。
(なんだ…?)
声のする方に
駆け寄ってみると
誰かが道端に座り込み
霧の奥に向かって叫んで
いた。
「おい、どうした?」
螢が近寄り声をかけると
その女性は必死に
しがみついてきた。
「お願い助けて!
またヤツらに
さらわれたの!
きっと生け贄の儀式に
使う気よ!!」
女性は深い霧の方に
指を示して答えた。
(???)
何を言ってるのか
よく分からない。
だが、
人がさらわれたのは
理解できた。
その指先には、
何者かの姿を
うっすら映していた。
(よく見えないが
たくさんいるな…)
深い霧の中で
黒い影は不気味に
うごめいていた