夢デアエタラ
【現夢二回目ー10】
螢は言われるがまま、
黙って男の後を
ついて行く。
女はついて来ない。
どうやら、
その亡骸を見るのが
嫌らしい。
二人でサクサクと歩き、
ひたすら進む。
この里にも、
相変わらずのモヤが
出ており、
奥まで見渡すことは
できない。
螢は周りを
キョロキョロ見ながら、
観光をするかのごとく
歩いて行く。
しかし、
家と小川くらいしかない
殺風景なとこに
終始飽き飽きしてきた。
立ち並ぶ家々も
みんな同じ大きさで、
作りも一緒なので
それも仕方ない。
まあ、何てことはない。
夢の中の家など、
所詮そんなものだろう。
そう考えてると、
周りとは違う
作りの違う建物が
見えてきた。
その入り口には
2人の門番らしき人が
立っている。
「着いた。
アソコですよ」
その門番に
男は軽く手を上げながら
何も言わずに中に入る。
俺も普通に通って
いいんだよな?
そのまま、
門番の間をゆっくり通り
螢も家の中へと
入って行った
螢は言われるがまま、
黙って男の後を
ついて行く。
女はついて来ない。
どうやら、
その亡骸を見るのが
嫌らしい。
二人でサクサクと歩き、
ひたすら進む。
この里にも、
相変わらずのモヤが
出ており、
奥まで見渡すことは
できない。
螢は周りを
キョロキョロ見ながら、
観光をするかのごとく
歩いて行く。
しかし、
家と小川くらいしかない
殺風景なとこに
終始飽き飽きしてきた。
立ち並ぶ家々も
みんな同じ大きさで、
作りも一緒なので
それも仕方ない。
まあ、何てことはない。
夢の中の家など、
所詮そんなものだろう。
そう考えてると、
周りとは違う
作りの違う建物が
見えてきた。
その入り口には
2人の門番らしき人が
立っている。
「着いた。
アソコですよ」
その門番に
男は軽く手を上げながら
何も言わずに中に入る。
俺も普通に通って
いいんだよな?
そのまま、
門番の間をゆっくり通り
螢も家の中へと
入って行った