夢デアエタラ
【現夢二回目ー11】
先に中へ入っていた男が
手招きをする。
「この下ですよ」
この下って…
その家の中は
地下へと続く階段が1つ
ポッカリと口を開け、
2人を待ちかまえている
「暗いですので、
気をつけてください」
男はそのまま、
灯りのない闇の階段を
下りようとしていた。
「おいおい、
ちょっと待てよ!
電気ないのかよ?
せめて懐中電灯とか
使おうぜ!」
すると男は
チンプンカンプンな
顔をし
螢に問いかけた。
「電気?懐中電灯?」
コイツ
まさか知らないのか?
アフリカ民族
じゃあるまいし…
でもこの里を見る限り、
電気的なものは
ないものと理解した。
「じゃあ、火だよ火。
火でも灯して行こうぜ」
「火…?火って何です?
…とにかく大丈夫ですよ
下に行けば
明るくなりますから」
ま、まじかよコイツ…
火を知らない?
んなバカな。
どうやって
生活してるんだよ。
そんな事を思いながら
後をついて行くと、
男の言った通り
薄暗い灯りが見えてきた
「これは…」
それは鍾乳洞のような
尖った石から、
小さな青い光を放ち
部屋を薄く照らしていた
天然の電灯のような
ものだ。
っとふと先を見ると、
何かが横たわっている。
それは、
この男が話していた、
サハラ一族の死骸で
あった
先に中へ入っていた男が
手招きをする。
「この下ですよ」
この下って…
その家の中は
地下へと続く階段が1つ
ポッカリと口を開け、
2人を待ちかまえている
「暗いですので、
気をつけてください」
男はそのまま、
灯りのない闇の階段を
下りようとしていた。
「おいおい、
ちょっと待てよ!
電気ないのかよ?
せめて懐中電灯とか
使おうぜ!」
すると男は
チンプンカンプンな
顔をし
螢に問いかけた。
「電気?懐中電灯?」
コイツ
まさか知らないのか?
アフリカ民族
じゃあるまいし…
でもこの里を見る限り、
電気的なものは
ないものと理解した。
「じゃあ、火だよ火。
火でも灯して行こうぜ」
「火…?火って何です?
…とにかく大丈夫ですよ
下に行けば
明るくなりますから」
ま、まじかよコイツ…
火を知らない?
んなバカな。
どうやって
生活してるんだよ。
そんな事を思いながら
後をついて行くと、
男の言った通り
薄暗い灯りが見えてきた
「これは…」
それは鍾乳洞のような
尖った石から、
小さな青い光を放ち
部屋を薄く照らしていた
天然の電灯のような
ものだ。
っとふと先を見ると、
何かが横たわっている。
それは、
この男が話していた、
サハラ一族の死骸で
あった