夢デアエタラ
【現夢三回目ー18】



その破壊神話が
一気に広まった
午後の授業。







恐ろしいものを
見るような目で
見られながらも、

数学の授業が始まった。







「よ!螢」







机でダレている螢の頭を
軽く叩き、
元気な声が聞こえた。







「ああ…美保か……」







数学の授業は
学年全体で行われ、

レベル事にクラス分けを
されていた。







なのでこの時間だけは

美保と同じ教室で
授業を受けることになる







隣の机に美保は座り
螢に話しをしようと
するものの、

その疲れている
様子を見て
そっとしてあげてた。








今日は
本当に疲れている。



午前の体育もあるが
もっと前から疲れていた






「ふあ……」







数学の授業が始まっても

螢はいつまでも
机の上でダレていた
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