幼なじみは執事見習い。
いつ飲んでも和巳の入れた紅茶は美味しい。



そんなこと本人には言えないけど。



「亮ちゃん、亮ちゃん」



「どうかしましたか?」



「亮ちゃんは和巳君の執事姿嫌いなの?」



「は?」




何、突然。



「だって執事姿の和巳君のこといつも睨んでるんだもん」



睨んではないんだけど。



< 6 / 30 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop