三つ葉のクローバー
バス停に着くとまだ杏がいた。
「!!!??
三葉、どうしたのっ!!!!????」
「・・・恋してるって・・
失恋してから・・・気づいたの・・・」
泣きながら必死に言った。
「・・・そっかぁ。
三葉は良く頑張ったよ。
ホラ、バス来たよ。
・・・・・帰ろう?」
杏は優しい声で言ってくれた。
バスの中であたしは一言も話さず、
下を向いていた。
杏は家まで送ってくれた。
「じゃぁね。」
そして杏は帰った。