三つ葉のクローバー

「でも渚は渡さないよ???」





さっきの笑顔が嘘かの様に、




変わった。





「渡さない・・・って・・?」






「ぁ、奪えるわけもないかな





あたしが“彼女”だからね。」






すると、



「大川ー!!!!



ちょっと来てー???」






渚さんが姫華さんを呼んだ。





「ぁ、今行くー!!」





満面の笑みでそう答えた姫華さん。







本当に、付き合ってるのかー・・・




美男美女カップル・・・って感じ。





誰もが憧れてしまいそう。






2人が話してるところとか、



じゃれ合ってるところとか見ると、




度々胸が痛んで、




目の奥が熱くなってー・・・







「なぁ、浅川。」






一人の男子の声が聞こえた。





< 42 / 45 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop