同じ空の下で

手紙








響歌へ


俺のせいでごめんな。
一緒に帰っていたら守ってやれたのに。
本当にごめん。


響歌がどれだけみんなに愛されてるかわかったよ。

みんな耳の事なんて気にしてない。
ただ響歌が素直で優しい子だからだったよ。


俺が響歌を好きになった理由がみんなの理由と同じだった。


みんなも俺もそんな響歌を今でも愛してる。これからずっと愛してる。


俺がそっちに逝くまで待っててくれ。
響歌の分まで生きて思い出をたくさんもって逝くから。



またいつか会おう。


ずっとずっと大好きだからな。




慎也より





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