さようなら【短編】



「……別れよう」

そう言ったとたん
君の顔が歪んで。


覚悟してた…
はずだった。



なのに何かに刺されたように痛む心。




愛して“たよ”




視界が霞む。
前が見えない。

君の顔ももう
みえない



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