高校生ママ
「それにしても、明さんが理事長なんて驚きましたよ!!」
ホントに驚いた。
まさか、
あの明さんが・・・・。
「まぁ、そうだよな…。
もともと親父がここの理事長だったんだけど
体調崩してな。」
そういい、今は俺が…。
とつけ足した。
そのあと、少し話した
担任を呼ぶな。
といい。
どこかに電話をかけている
トントン
「おっ!来たな。
入っていいぞ。」
がちゃ・・・・。
「沙良?
久しぶりだな・・・。」
そこにいたのは・・・・。
「草太くん。久しぶり。」
あたしの目の前にいたのは草太くんだった。
草太くんは修一と同じ歳で
修一が総長をやっていた
暴走族の副総長を
やっていた。
「おぅ。
花織ちゃん元気か?」
明さんといい、
草太くんといい
花織のことをきずかって
くれてるんだよね。
花織のことを知ってるのは
修一の仲間の中では、
この2人しか知らない。