春うララ
【小春ー23】
チッチッチ……
小春は部屋で
時計の針とにらめっこ
していた。
目の前には丸いカップに
湯気がホカホカと
出ており、
綺麗に割り箸で
固定されていた。
「ふふふ~~
先輩がいないこの時を
待っていたのよ!
この一個しかない
限定ラーメン!
今が食す時よ!!!」
ラーメン通の小春は
レアなカップ麺を
前にして、
異常なテンションを
見せた。
「あと少しね…」
ピンポ~ン
チャイムが鳴り玄関から
声が聞こえた。
「ちわ~~!
宅急便でーす!」
普段ならシカトするが、
今日アパートに残ってる
理由がこれ。
急用ができた先輩に
頼まれ、
荷物の番をしていたのだ
「ハイハイ!」
さっさと宅配から
荷物を受け取り
机の前に付く小春。
「多少時間が過ぎたけど
大丈夫ね!
いただきま~す!」
ピルルルルルル…
突然鳴る携帯。
先輩からだ。
荷物の事で
電話するからヨロシク
って言っていたな…
これは出なきゃマズイ。
そう思い、
小春は携帯を耳にあてた
『ああ春?
荷物届いた?
…そう、ありがと
助かったわ』
何気なく会話が続いて
しまう状況。
口がうまくない小春は
電話を切るタイミングが
掴めなかった。
こうしてる間にも
どんどん麺が
のびてしまう……
どうしよう…
どうしよう…
焦る小春は
思わずこう言った。
「先輩!
今大事なとこで
私さっきから
興奮してるの!
だからゴメン!切るね!」
この後帰ってきた先輩に
若いっていいわねっと
何か違う勘違いを
されました。
日本語って難しいですね
チッチッチ……
小春は部屋で
時計の針とにらめっこ
していた。
目の前には丸いカップに
湯気がホカホカと
出ており、
綺麗に割り箸で
固定されていた。
「ふふふ~~
先輩がいないこの時を
待っていたのよ!
この一個しかない
限定ラーメン!
今が食す時よ!!!」
ラーメン通の小春は
レアなカップ麺を
前にして、
異常なテンションを
見せた。
「あと少しね…」
ピンポ~ン
チャイムが鳴り玄関から
声が聞こえた。
「ちわ~~!
宅急便でーす!」
普段ならシカトするが、
今日アパートに残ってる
理由がこれ。
急用ができた先輩に
頼まれ、
荷物の番をしていたのだ
「ハイハイ!」
さっさと宅配から
荷物を受け取り
机の前に付く小春。
「多少時間が過ぎたけど
大丈夫ね!
いただきま~す!」
ピルルルルルル…
突然鳴る携帯。
先輩からだ。
荷物の事で
電話するからヨロシク
って言っていたな…
これは出なきゃマズイ。
そう思い、
小春は携帯を耳にあてた
『ああ春?
荷物届いた?
…そう、ありがと
助かったわ』
何気なく会話が続いて
しまう状況。
口がうまくない小春は
電話を切るタイミングが
掴めなかった。
こうしてる間にも
どんどん麺が
のびてしまう……
どうしよう…
どうしよう…
焦る小春は
思わずこう言った。
「先輩!
今大事なとこで
私さっきから
興奮してるの!
だからゴメン!切るね!」
この後帰ってきた先輩に
若いっていいわねっと
何か違う勘違いを
されました。
日本語って難しいですね