春うララ
【ララー9】
ザッ…!
ララは
抽選会場の前に立ち
厳しい目つきで
見上げていた。
そんなとこで
格好つけてないで
ください。
「さあ、行くわよ春!」
ララに手をひかれ、
目の前の
鈴を持ってる男のとこへ
レシートを出した。
滅多に鳴らないあの鈴…
それを今日は
私が鳴らすのよ!!
何としても緑色の玉を
出さなくては!
ちなみに
一等・金色
『ハワイ旅行』
二等・赤色
『商店街お買い物券
5万円分』
三等・緑色
『豪華ホテルお食事券』
…のようになっている。
ララは欲を張らず、
三位の緑玉を狙っていた
「全部で四回ね…
ウフフ必ず当てるわ!
まずは一回目!
セイヤァ!!!!!」
コロン…
出たのは白玉。
「はい、おめでとう。
ティッシュね」
渡されたのは
ティッシュ箱。
おめでとうじゃねーよ!
ララそう思いながらも、
次なる回転を仕掛けた。
「さあ行くわよ
セイヤァ!」
コロン…
出たのは白玉。
「はいおめでとう」
店員は
またもティッシュ箱を
差し出した。
ク…!
「次は
そうはいかなくてよ!
セイヤ!!!」
先輩…
いちいちかけ声を
言わないでください…
恥ずかしいです…
そう思ってると、
出たのはまたも白玉。
「ちょっとちょっと!
ホントに当たり玉
入ってるの?!」
いい歳してそんな事で
店員に
絡まないでください
ザッ…!
ララは
抽選会場の前に立ち
厳しい目つきで
見上げていた。
そんなとこで
格好つけてないで
ください。
「さあ、行くわよ春!」
ララに手をひかれ、
目の前の
鈴を持ってる男のとこへ
レシートを出した。
滅多に鳴らないあの鈴…
それを今日は
私が鳴らすのよ!!
何としても緑色の玉を
出さなくては!
ちなみに
一等・金色
『ハワイ旅行』
二等・赤色
『商店街お買い物券
5万円分』
三等・緑色
『豪華ホテルお食事券』
…のようになっている。
ララは欲を張らず、
三位の緑玉を狙っていた
「全部で四回ね…
ウフフ必ず当てるわ!
まずは一回目!
セイヤァ!!!!!」
コロン…
出たのは白玉。
「はい、おめでとう。
ティッシュね」
渡されたのは
ティッシュ箱。
おめでとうじゃねーよ!
ララそう思いながらも、
次なる回転を仕掛けた。
「さあ行くわよ
セイヤァ!」
コロン…
出たのは白玉。
「はいおめでとう」
店員は
またもティッシュ箱を
差し出した。
ク…!
「次は
そうはいかなくてよ!
セイヤ!!!」
先輩…
いちいちかけ声を
言わないでください…
恥ずかしいです…
そう思ってると、
出たのはまたも白玉。
「ちょっとちょっと!
ホントに当たり玉
入ってるの?!」
いい歳してそんな事で
店員に
絡まないでください