春うララ
【ララー17】


まだまだ続くしりとり…


一体この二人は
どこまで
暇なのだろうか?







「とにかく
しりとりは
「く」は「ぐ」でも
いいハズよ。

グリとグラ」







「はあ…全く…

じゃあ
改めていきますよ。
ライブ」







「ブ。
ブタ」







「…タコ」







「コ。小春」







「る…ルキア」







「アホ」







「ちょっと先輩!!!
ブタ→小春→アホって
繋がってません?!」







「たまたまよたまたま。

春~神経質ねえ~」






くうう!!!

なんか悔しい!!








遠回しに馬鹿にされた
気分だ。







「いいでしょう!

じゃあ墓地!!」







そんな怒鳴りながら
しりとりしなくても…







そう思いながら
ララは答えた。







「チビ」








「くぅ~~~~!!!
もうアウトです!!」







小春は
ララにレッドカードを
出した!








「オホホホ。
偶然偶然。

誰かさんが
ちんちくりんなのは
たまたまよ」








悔しい悔しい!

また小馬鹿にされた!







「うわ~~~ん!!
先輩の
ひねくれ者~~!!」







ワアっと春は飛び出して
しまった。







そんな
言葉を吐いた春を見て
ララは






「チビ→ヒ。
ひねくれ者?

まだしりとり
続いてたのね。

ひねくれもの
の。ノッポ」








さりげなく
いたわりの言葉を呟いた
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