春うララ
【ララー19】


「はあっ~い」





ある日、突然訪れた客。





小春とララは
ほえ?っとした感じで
見てる。





目の前には
ホモの川田が

いつものように
腰をくねらせていた。





「んん~~!!
ララちゃん春ちゃん
元気?」





するとララはケツを
ポリポリかきながら答えた。





「お~どうしたホモ川?
暇過ぎて
元気有り余ってるよ」





先輩…


一応川田さんも
男なんですから…


お尻かくようなマネ
やめてください…





そんな思いを
微塵も気にしない川田は

ニッコリと微笑んだ。





「あんら~良かったわ~

ちょうどいいわ。
2人にいいものあげちゃう!」





差し出されたのは一枚の紙。





「ホモ川~これ何よ?

便所の紙にでも使えって?」





先輩…下品です…





でもこの見慣れた封筒。


どこかで見た気が…





すると
何かに気付いた小春は
アッと声を上げた。





「先輩!!これ…
あの商店街のクジの
チケット袋!!」





前に小春が
特賞の温泉旅館を当てた
あのチケット袋だ。





「そうよ♪

その商店街で当てた
一等をあなた達に
あげるわ!」





「は!?一等!!?

アンタも当てたの!?」





それに一等と言えば
ハワイ旅行…





マジすか。





そんな豪華なものを
どうして…?





「アタシがアメリカに
三年留学してたのは
知ってるわよね?

だからハワイも
何度か行ったし、

それに当時は勉強の為に
我慢して行ったけど、
飛行機はアタシ
大の苦手なの。

だから2人にあげちゃう」




ま、ま、
マンモスラッキー!!!



またも2人は旅行が決定



次は初めての海外旅行です
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