春うララ
【ララー20】




ザッザーン…







ほ、ホントに
来ちゃった……







ララと小春は
飛行機から見える
ハワイの海を見て、
感動にうちふるえていた







「先輩!!先輩!
見えないですよ!!

私にも見させて
くださいませ!!」






窓側に居るララを
無理やりどかし、

小春は妙なテンションで
はしゃいでいた。







特に小春の場合は
飛行機さえも初めて
だから、
興奮が止まらないので
ある。







そして
無事にハワイに着いた
飛行機。







早速ハワイの風を
感じたいもので、
小春は急ぎ足で機内から
出ようとする。







「春~
順番守りなさい。

子供じゃないんだから」








「いいんです!
そんなこと言ってたら
ハワイが
逃げちゃいますよ?
さあ急ぎましょう!」







グイグイ引っ張っる
小春に
ララはされるがままに
連れ去られてく。







そしてまずは
第一関門の
換金所まで来た。







「春!英会話ノートは
持ってきたわね!」






「あ、ええ、
た、確かお金を変える
には…

えっとパードゥンって
言うんだっけ?

ドゥユゥハブァ・
マネーかな?

ああ、分からない!」







英語の不得意な2人は
さっそくパニクっていた







「ア、ハイ。
カンキンデスネ。
オカネヲ
ダシテクダサイ」







受け付けの外国人は
普通に
日本語を喋っていた。







無駄な努力の2人でした
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