今宵…甘ったるい幸福の中で
その時ふいに洋介と目があった。

ドキッとした。

「今俺に見とれてたっしょ」

ニカッと洋介は笑った。

「そ、そんなわけないし」

慌てて雛は拒否した。

「素直になれよまぁ俺って超がつくほどいい男だから~」

(確かにね…)

ひっそり雛は心の中で呟いてた。
< 18 / 156 >

この作品をシェア

pagetop