今宵…甘ったるい幸福の中で
「な、何す…」

その瞬間洋介は雛を押し倒して雛の唇を自分の唇で塞いだ。

「ん…」

さっきの優しいキスではなく舌をからませて少し激しかった。

雛の心臓は爆発しそうだった。

でも全然嫌じゃなく…

(気持ちいいかも…)

暫くして二人の唇が離れ…

洋介は上から雛を見つめた。

「もう逃がさない…」

(どうしよう…)

戸惑う雛…
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