今宵…甘ったるい幸福の中で
思いも寄らない洋介の言葉…

雛はすぐに答えられずにいた…

二人に沈黙が訪れる。

雛は…葛藤していた。
正直言えば嬉しい。

けど…また同じ繰り返しになるんではと不安になる。

「ごめんなさい」

無意識に自分の意思と関係なく雛の口から言葉が出た。
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