今宵…甘ったるい幸福の中で
雛の心臓は爆発するんじゃないかというぐらい鼓動が早く鳴る。

「こないだの続き…しよ」

熱い視線で雛を見る。

「あっあの…」

雛の言葉を遮って洋介は雛の唇を自分の唇で塞げた。

「ん…」

雛の口から甘い声が漏れた。

洋介はどんどん激しく舌を絡ませた。

雛は次第に体の力が抜けていく。
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