僕の隣に、もう君は居ない。
僕は君に依存している。
あれから何年、たったのだろう?
昔より綺麗になった君は
神の前で、愛を誓い、接物を交わして
微笑んでいる。
天使の様な、微笑。
白い衣から、
紅に染まった衣に変わった君の隣には
俺じゃない・・・裕太が居て。
ふわっとした笑みを零していたのに
俺と目が合うと
急に泣いてるんだ、瞳が。
独り、たった独りで居る俺に
泣きそうな眼をして。
『前みたいになりたい』とか
『笑えよ』とか
『なんで1人なんだよ、、』とか
色んな想いが伝わってきて
俺も泣きそうになった。