君に堕ちてしまう。

Chapter 4



あたしは今絡まれてる。
だってさ、あんな家いたくないじゃん?
そんでさ、今の時間家でたらそっこうナンパ。
ちなみに今の時間12時過ぎかな…。はやいね。
やっぱ暇な人たちたくさんいるね。  

「ね、ね、名前なんていうの!?」

「ちょー可愛い!!」

ってさ。さっきからこれ連呼してきて
まじうざいっての。知ってるっての。
でもこの人達タイプじゃないなあ…

「ごめん!!あたし彼氏待ち!!」
 
とりあえず嘘ゆっとけ。

「ええー!!!ちょっとくらい付き合ってよー」

「え、とだって彼氏くるし…」

「いいじゃんいいじゃんくるまで!!」

はあ!?しつけえ!!!
うぜえ!!!!てかきもい!!!
誰か通らんかな…


 
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