大切だって。





「純花、本当に莉緒の事、
引いたりしない?」


「うん。当たり前じゃん!
莉緒は大好きな心友だもん」
















―――――…そっか。




私じゃあ純花の心友以上には
なれないから…。






何で私は男の子じゃなくて
女の子に生まれてきたんだろう







何でこんなに純花の事を
想っているのに…



幸せにしてあげれるのに…









そう思って、莉緒も空を見上げた。




















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