ガラスの少女
美智香は悲しくなって・・そのままバスタブの方に走って行った


家に居場所がない・・・


悲しくて悲しくてお風呂の中で1時間も泣いた。


その夜、母親がめずらしく豪勢な料理を作ってくれた


「どうしたの美智・・・」「今日はなんだか変よあなた」


「母親が心配そうな顔で覗き込む」「ううん別になんでもないよ」「そうならいいけど」


そう美智香を心配しながら母親は料理をとりわけ出した


「大丈夫よ、この世で起きたことはこの世で解決するから」



「そうねそうだと思う」「なんだかむなしさを感じながら母親があげてくれた、から揚げを口いっぱいにほうばった」
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