Dearest
出会い
俺と美優が出会ったのは
夏休みが明けたすぐ後だった

「なあ悠斗~お前彼女作んねーの?」
クラスが同じの正樹からのきなりの発言。
「なんだよ急に」
「だってお前もう1年以上彼女いないべ?悲しくねーの?」
「悲しいもなにも好きな奴いねーし」
「じゃあさ作ればいいじゃん!」「は?」
わけがわからない俺。
いきなり正樹が携帯を取り出してなんかのサイトを送ってきた。
「なんだよこれ?」
「無料のゲームサイト。メールボックスもあるしそっから女の子にメール送ってみろよ」
「ふーん。まあサンキュー」
このときはそんなに興味がなかった俺。
今思えば正樹のおかげやったんかな。
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