恋する僕ら





『ね、勇樹。』




隣から聞こえた女の子の声






『星はね、どこから見ても同じなんだよ。だから、たとえ2人離れてても星を見れば繋がるの。』








そう言ったその子の横顔は

どこか寂しそうで

とても儚げで



真っ直ぐ前を見つめる瞳は

光るものを溜めていた








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