欲しいものは..
「僕、麗文ちゃんが欲しい」
心臓が飛び出る勢いで
私の心臓は動いてる
「先生、何言ってん…あぁ」
急に耳朶を甘噛みされ力が抜けた
そして私を抱き枕の様に
抱き締めたと思うと急に
寝息をたてて寝てしまった先生
すぐ真横にある先生の美顔から
ほんのりお酒の匂いがした
「なんだ…酔ってたのか..」
小さく呟いた
さっきまでの何が何だかさっぱり
分からなかった状況から
少し我を取り戻した
すると急に頭を先生の胸板に
押しつけられた
「んん..」