欲しいものは..



先生が戻って来た

その格好は反則だよ..

先生は昨日よりシャツが
はだけていて妙に色っぽかった

先生は眠気から覚めたようで
いつものトーンで話始めた

「ごめんね、麗文ちゃん。
昨日少し酔っててさ…
僕なんかしちゃったかな?」

なんかしちゃったかな
って言われても昨日のことなんか
言えるわけないじゃん..

そう思いおどおどしていると
先生が私の前で膝をつき
私に目線を合わせた

「本当のこと言っていいよ?」

んーもういいや!

私は麗文ちゃんが欲しい
って言われたことから
朝起きたらキスしてたことまで
覚えてること全て話した



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