欲しいものは..



話し終わった頃には
先生は困ったような顔で
顔を赤らめていた

「全く記憶がない..
麗文ちゃんごめんね?
本当ごめんなさい!!
許してください」

先生は再び目を見ると
必死に謝った

うぇ!?
そんなに謝らなくても..

むしろ嬉しかったし..

「先生…私は大丈夫ですよ?
だから謝るの止めてください」

すると先生は私を抱き締めた

えっ、なに?

「ありがとう麗文ちゃん。」

「あ…はい..」

うぅ近過ぎるよ..

もっと好きになっちゃう

「怖かったよね」



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