欲しいものは..



そりゃびっくりはしたけど
怖くはなかった

「大丈夫ですよ」

すると先生の力がさっきよりも
強くなった

「先生..?」

「でも麗文ちゃん..
君が欲しいのは本当だよ。」

「え?」

まだ先生酔ってるの?

けどそんなこと言えるわけもなく
先生は続けた

「麗文ちゃんが友達が欲しいように
僕は麗文ちゃんが欲しい。
だから…その…好きなんだよ」

好き…え!?好き!!?

「冗談は止めてくださいよ」

苦笑いする私を先生は真っ直ぐ見た

そして優しく私にキスをした


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