「あなたと未来を抱きしめて~ブログ恋愛★先生+生徒」


メールの受信音がなる。


[着きました]


慌てて家を出る。




そこには


いつもスーツの先生とは違ってカジュアルな服を着た男がいた。



「お・・・おはようございます。」



「おはよう。はいどーぞ。」


そう言って車の助手席をあけてくれた。



「あの。どこに行くんですか?」


「乗りなよ」


っとニコッと笑うから、私は何も言えなくなって素直に車に乗った。


車が走り出す。


昨日は泣いた後だし、夜だったので彼をよく見てなかったけど


こうやって見たらカッコいい。




「なに?なんかついてる?」



そう言われてはっとした私は



「いえ。あっ。眼鏡かけるんだなーって思って」


「あー。普段はコンタクトなんだけどね」


「私も目悪いんです!」


「そうなの?コンタクト?」


「いえ。何もしてないからたまに見えにくくて・・・」


「はい。到着!!」


???????????


着いた場所はファミレスだった。


「お昼何か食べよう!」


あっ。そっかお昼だもんね。


店の中に入りテーブルへ案内され向かい合って座る。


なんだか恥ずかしい。




「好きなもの頼んでいーよ」


そういってメニューを見せてくれた。


メニューの注文が終わると不思議な空気が流れる。


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