「あなたと未来を抱きしめて~ブログ恋愛★先生+生徒」


気づけば私達は海にいた。


砂浜にあった流木に二人腰をかける。



「楽しかったか?」

そう聞かれて

「うん」

っと大きく頷いた。


「よかったー。嫌なこと全部わすれたか?」


その質問でふっと我に返った。


「昨日はさ。誰も信じれないみたいなメールきたから。

 もしかしたら襲われたんじゃないかって思ったよ。ほんとに心配したんだからな。

 まぁ幸い、藤沢先生のせいだったからさ。」


そっか。そうだよね。

それに私が昨日あんなに泣いてたから

今日は嫌なこと忘れさせてくれるためにここに連れてきてくれたんだ。



「美穂。気にするんじゃないぞ。藤沢の言ったこと。

 オレは美穂の夢を応援する。

 例え誰かが、そんな夢なんて言ったてそれは関係ない。

 嫌なことあったらいつでも言えよ」



そういって彼は優しく肩を抱いてくれた。


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