鉄壁魔王と勇者

「えーと、フィーカ殿。人間の医者には生憎知り合いが居ないので、紹介できませんが、魔族でもよければ、医者を紹介しますよ。彼女はかなり腕が良い医者なので、貴方もすぐ良くなります」

「フィーカさんは、何処も悪く無いよ。むしろ良いよね、顔とかv」

「やはり早急に紹介した方が良さそうですね。」

「だから、フィーカさんは何処も悪く無いって」

「大丈夫ですよ、怖くないですから。彼女にかかった患者は、どんなに凶暴な犯罪者でもすぐに借りてきた猫のようになりますよ。ちょっと洗脳とかするらしいですが、問題無いですよ」