鉄壁魔王と勇者
壁に叩きつけられた側近を、更に紫の雷が見舞う。

勿論、魔王が喰らわしたのだ。

側近は、白目を剥いて気絶。

「執務中の居眠り禁止。」

鉄壁魔王はボソリと言うと、再び玉座に腰掛けた。

それから、抑揚の無い声で執務の再開を告げた。
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