バド★ラビ
一章 ~入部~
淡いピンク色をした桜が舞う季節。私、前田梓は高校生になった。
梓は通うことになった、若葉高校の正門の前でクラス分けを見ていた。
「恵美ー同じクラスだよ!やったね!」
「まじで?良かったぁー友達がいて」
恵美は私の中学からの親友。
いや………私は親友だと思ってる。
私の住んでいる所は田舎で、高校でも一学年二クラスしかない。
ちなみに私と恵美はB組だ。